省エネ家電を買った人が、次の買物に使えるという「エコポイント」制度で、商品ごとのポイント数が発表されたそうです。 「エコポイント」は、省エネ性能に優れたエアコン、冷蔵庫、地デジ対応TVを買った時に商品のサイズに応じてもらえて、 最高で36000ポイントだそうです。
定額給付金や自動車関連の減税ほど注目を浴びていない経済対策・電機業界救済策のように思いますが(いや、 私の関心が薄いだけか?)、淡々と準備が進められているようですね。
肝心のポイントの使い道や申請方法がまだ決定していないということなので、今の時点ではどんなメリットがあるのか、 まだピンときません。有効な使い道であれば、意味も深まるでしょう。
最強なのは「キャッシュバック」でしょうが、それではもろにバラマキですね・・・
名前の通り「エコ」であるかどうかは、ポイント制度に関連した新たな活動も発生するし、 省エネ家電に買換えるのが本当にエコロジカルなのか、といったこともあって疑問ではあります。
この制度は、今国会で提出されている補正予算が通れば実施されるとのことなので、 少し先行きに怪しさが残っている感じですね。
asahi.com
地デジTV購入で最大3万6千円 エコポイント数発表
2009年5月12日11時53分
省エネ家電を買った人が、次の買い物で使える「エコポイント」をもらえる新制度で、政府は12日、 商品ごとのポイント数を発表した。地上デジタル対応テレビでは、最大で3万6千円相当。 ポイントを何に使えるかの詳細はまだ決まっていないが、省エネ関連製品に加え、一部の商品券も含まれる見通しだ。
ポイント付与の対象は15日以降、来年3月末までに買った商品で、省エネ性能を五つ星で表した「統一省エネラベル」 で四つ星以上が条件。ただ、容量400リットル以下の冷蔵庫など一部に三つ星の商品も含む。政府が定めた 「エコポイント対象商品」のマークが目印。ポイント数は商品サイズごとに12通りで、1ポイントが1円分だ。 有効期限は12年3月末になる見通し。
ポイントの交換対象は、今後、商品を提供する事業者から応募を受け、第三者委員会で審査して早ければ6月中に決める。 環境に配慮した商品のほか、発行者が環境事業への寄付をしているような商品券などプリペイドカードも含める方向という。
申請方法も未定だが、購入日、購入店、製品、購入者名が分かる領収書や保証書、 家電リサイクル券の控えを取っておく必要がある。交換開始は夏ごろの見込みという。
エコポイントは、経済危機対策の一環として、省エネ家電購入促進を掲げて導入された制度。 補正予算案に2900億円を計上、成立すれば実施される。