札幌医科大学の教授が、中国が新疆ウイグル自治区で行った核実験による被害の推計を発表したとのこと。それによると、 3回のメガトン級の爆発実験により、実験場周辺のウイグル人の急死者は19万人、 放射線障害などの健康被害を受けた人の数は129万人に達するそうです。
推計に関しては、他地域の核被害推測で有効性が確認されているので、今回の推計もほぼ近い線をついているのではないか、 ということです。また、被害者に医療を施すこともなく、129万人の大半は亡くなったのではないか、と見られています。
中国は、1996年までに46回実験を行っています。事前予告や、周辺の防護対策を充分することなく・・・・・・ 広島の原爆による死者は1945年8月〜12月の間に約14万人と言われているので、この被害は相当なものです。 46回全てで考えれば、とてつもない数の被害者が出ているのか?
例によって中国政府の隠蔽体質により、表に出てきませんが、これは「虐殺」「人体実験」です。 チベット侵攻も同様ですが、漢民族でない国に対してだからここまでできるのか?
既に世界中がChina Qualityにより、さんざんな目にあってきていますが、ますます「何をするかわからない」 不信は深まるばかり。国際的に告発して裁いてやれないものか。
産経ニュース
中国核実験で19万人急死、被害は129万人に 札幌医科大教授が推計
2009.4.30 19:03
中国が新疆ウイグル自治区で実施した核実験による被害で同自治区のウイグル人ら19万人が急死したほか、 急性の放射線障害など甚大な影響を受けた被害者は129万人に達するとの調査結果が札幌医科大学の高田純教授(核防護学) によってまとめられた。被害はシルクロード周辺を訪れた日本人観光客27万人にも及んでいる恐れがある。
5月1日発売の月刊「正論」6月号掲載の「中国共産党が放置するシルクロード核ハザードの恐怖」 と題する論文で明らかにした。
高田教授は2002年8月以降、中国の核実験に伴う影響を調査した。高田教授によると、 中国の核実験は1996年までに爆発回数で46回。爆発威力や放射線量、気象データや人口密度などをもとに被害を推定した。
爆発では楼蘭遺跡の近くで実施された3回のメガトン級の核爆発で高エネルギーのガンマ線やベータ線、 アルファ線などを放射する「核の砂」が大量に発生した。上空に舞い、風下に流れた「核の砂」 は東京都の136倍に相当する広範囲に降り、その影響で周辺に居住するウイグル人らの急性死亡は19万人にのぼる。 甚大な健康被害を伴う急性症は129万人のうち、死産や奇形などの胎児への影響が3万5000人以上、白血病が3700人以上、 甲状腺がんは1万3000人以上に達するという。中国の核実験は、核防護策がずさんで、 被災したウイグル人に対する十分な医療的なケアも施されておらず、129万人のうち多くが死亡したとみられる。
広島に投下された原爆被害の4倍を超える規模という。高田教授は 「他の地域でこれまで起きた核災害の研究結果と現実の被害はほぼ合致している。今回もほぼ実態を反映していると考えており、 人道的にもこれほどひどい例はない。中国政府の情報の隠蔽(いんぺい)も加え国家犯罪にほかならない」と批判している。
また、1964年から1996年までの間に、シルクロードを訪問した日本人27万人の中には核爆発地点のごく近くや 「核の砂」の汚染地域に足を踏み入れた恐れがあり、こうした日本人への影響調査が必要と指摘している。
ホント、相変わらずやってくれますね、中国は。
いや、あのビキニ環礁の一件で、多くの被害が出ていたことからすれば、地下核実験でもとんでもない被害が出たことは間違いないと思っていましたが、そうだったようですね。このような「犯罪」を犯した人が、それ相応の罪を受けることを願うばかりです。
これは「人道に対する罪」だと思いますね。
都合の悪いことは隠蔽してばかり。
>それ相応の罪を受けることを願うばかりです。
同意です。