本州最東端となる蛇口が漁港にできた、というニュースを見かけました。漁港周辺の13世帯向けに貯水池をつくり、 水道を開通させたそうです。きっちりと整備を進めているのですね。
一種の観光資源を狙って、金色の蛇口に金色のコップだとか・・・でも、 水道なので水質的には一定基準を満たしているでしょうが、何か水質的に特徴があるんでしょうかね?
さて、これで本州の地形的な東西南北の端が気になって検索してみたところ、「本州最東端! 岩手の宮古にようこそ!」という個人サイトが出てきて、本州四端として紹介されていました。
これによると、最東端は岩手県宮古市のトドヶ崎というところだそうです。今度できた蛇口は、ここよりも若干西寄りのようです。
この本州四端、最南端は和歌山県の潮岬でここは行ったことがあります。最西端は山口の下関あたり、 最北端は青森県の下北半島の先っぽの方、というのはわりと簡単に気がつくのですが、 最東端は何となくはっきりしないイメージです。
私は、何となく千葉県の銚子のあたり、犬吠埼ぐらいが最東端なのかな、と思いこんでいましたが、 実は岩手県だったんですね。地図をよく見ると、なるほど、確かに東北地方自体が東の方へ張り出しています。
なんで今まで気づかなかったんだろうか・・・
YOMIURI ONLINE
金色に光る「本州最東端の蛇口」…水道開通祝う姉吉漁港
岩手県宮古市の重茂半島・姉吉漁港に水道が通り、「本州最東端の蛇口」が誕生した。蛇口は金色に塗られ、 「東経142度3分11秒」の表示板が付けられた。
映画「喜びも悲しみも幾歳月」の原作の舞台となった灯台が近くにあり、 目の前まで山が迫る同漁港周辺には13世帯が暮らす。これまで沢水を濾過(ろか)して使っていたが、市が貯水池を整備。 水道開通にあわせ、漁港の水揚げ作業場に蛇口を設けた。
市は金色のコップを備え付け、「本州の東の果てまで、おいしい水を飲みに来て」。観光客の呼び水となるか――。
(2009年4月27日16時32分 読売新聞)
島の一番北に行くと日本の最北限だったか最北端と書いてありました。
島には稚内から船で行くんですが、そこには島とは異なる言葉がありました。どちらが北にあるのかいまだに謎のままにしてるんですが、どちらの顔も立つように言葉を使い分けてるようでした。
礼文島と稚内(宗谷岬)、私はどちらも行ったことが無いのですが、どうも宗谷岬の方が北であるようです。
どちらも最北と言っているのは、何か事情があるのですかね。