トヨタの新型プリウスが5月中旬に発売になるそうですが、まだ発売まで1ヶ月近くあるにもかかわらず、 1万台以上の予約を受けているとのこと。
プリウス、と聞けば、ハイブリッド車の代名詞的な存在としてイメージが湧いてきます。 今月から環境対応車向けの減税が始った効果、との見方もあるようですが、やはり一番の影響は、ホンダ・ インサイトの登場に対抗して値下げが行われたことではないか、と考えています。ホンダファンとしてはそう思っています。
インサイト登場時、プリウスは新型と旧型の併売?という戦略も考えられたようですが、結局は新型を値下げして売る、 ということになったわけですね。こちらの方が正統派で、その効果が予約販売台数に現れているのでしょう。 戦略としては正解だと思います。
インパクトのある競争相手が現れたことで、価格が下がったのはユーザとしては喜ばしい。ただ、 予定外の値下げはメーカ側としては苦しいのでは・・・・・もともと、かなり大きな利益を乗せていたのであれば別ですが。
現行型より30万引下げたのであれば、かなりの引下げですね。ディーラーでの値引交渉でもなかなか出ない値引き額。 もしかすると、新型プリウスは、ディーラーでの値引きはあまり期待できないのかも知れませんね。
いずれにせよ、このプリウスの好調で、トヨタも少しは復活してくるのでしょうか。企業規模が巨大なので、 まだまだヒット車が足りない?
(関連記事)
ホンダ・インサイトが販売好調
asahi.com
新型プリウス、発売前に受注1万台超 低価格で巻き返し
2009年4月9日7時1分
トヨタ自動車が5月中旬に発売する新型プリウスが、発売前1カ月にもかかわらず、受注台数が1万台を超えた。 ハイブリッド車をめぐっては、ホンダのインサイトが発売後1カ月で1万8千台を受注して注目を集めているが、「先輩格」 のプリウスは低価格路線に転換したことで、猛烈に巻き返している。
トヨタ系の販売会社は4月に入り、新型プリウスの受注を本格的に始めた。月間の販売目標は1万台だが、 わずか1週間で達成した。4月から環境対応車向けに減税措置が拡大されたことも、追い風になっている。 トヨタ車では過去、小型車イストが02年の発売後1カ月で4万2千台を受注したが、 今回はこの記録も塗り替えそうな勢いだ。
新型プリウスは、排気量を現行の1.5リットルから1.8リットルに拡大。 燃費は1リットルあたり38キロと7%向上させたが、最低価格を205万円程度に抑えた。 現行型より30万円近く引き下げ、189万円のインサイトに対抗する。
現行型の08年の生産台数は約30万台。新型は好調な受注に対応するため、 1カ月の生産台数を現行型の2倍近い4万5千台に引き上げる方針。年換算では54万台となり、 トヨタの国内生産の5台に1台がプリウスになる計算だ。「主力のカローラ並みの立ち上がり」(幹部)という。それでも、 今から注文すると、納車は7月以降になる可能性がある。
米金融危機の影響で新車販売が世界的に落ち込むなか、低燃費のハイブリッド車は数少ない売れ筋商品。 現行型のプリウスも、通常は販売が低迷するモデル末期にもかかわらず、08年度の国内販売台数は前年度比15% 増と好調だ。ハイブリッド車は、日産自動車や独ダイムラーなど国内外の有力メーカーも、 相次いで発売計画を発表している。(中川仁樹、宮崎健)
新型プリウスが、好調なんですか。
どうりで、よく見かけるなぁ〜と思いました!(b^ー°)
現行型をよく見ますね。