北海道のゴルフ場で、コース上に空いた穴に女性が転落し、亡くなるという事故が起きました。 そんなところになんで穴が・・・お気の毒に、としか言いようがありません。まずは、ご冥福をお祈りいたします。
しかも、この事故は家族でプレー中に起きたものだそうです。ご家族の方の心中はいかばかりかとお察ししします。
この事件は、なぜこんなところにこんな穴が?という事に尽きますね。元記事の写真を見ると結構きれいな円形ですが、 例えば古井戸といった人工物の跡の可能性もあるのでしょうか、しかしゴルフ場にそんなものがあるとも考えにくい。
私がいつも見ている「ぼちぼちと...」の4月3日の記事には、「地中洗掘」 という現象ではないか、と書かれています。地中の水の流れによって地下にパイプ(穴)がつくられ、 それが地上に達するケースもあるとのこと。
これから調査が行われ、結論が出るでしょうが、ゴルフ場の管理責任が問われることになるのでしょうか。
asahi.com
ゴルフ場に穴、女性転落死 夫・子供とプレー中 北海道
2009年4月2日19時28分
2日午後2時20分ごろ、北海道安平(あびら)町追分春日のゴルフ場「ル・ペタウゴルフ」で、 札幌市北区新川西3条4丁目の主婦合掌(がっしょう)貴恵(たかえ)さん(38) がコース上にできた深さ約5メートルの穴に転落し、約1時間半後に救出されたが、死亡が確認された。 道警苫小牧署が死因や穴が開いていた原因を調べている。
同署などによると、穴は直径約1.5メートルで、深さは約5〜6メートル。底の直径は約10メートルあり、 水がたまっていた。合掌さんは当時、夫(40)と長男(13)、次男(10)とプレー中で、 コース上のフェアウエーを歩いていた際に転落したという。
同ゴルフ場によると、冬季休業を終え、3月28日からオープンしていた。 この日は午前中に担当者がカートに乗り、目視でコースを点検したが、異状は認められず、約50人がプレー。 合掌さんら家族の前にも同じコースを数組がプレーしていたという。同ゴルフ場は安全が確認できるまで営業を取りやめる。
救助作業にあたった胆振東部消防組合によると、穴の内部の壁は非常に崩れやすい状態だったといい、 内部が空洞になっていた地面の上を、合掌さんが踏み抜いた可能性もあるという。
同ゴルフ場の山本秀樹・副支配人は「人が乗って陥没するようなことが起こるのは予想外だ」と話している。 道警は、コース整備が適正に行われていたのかどうか、業務上過失致死容疑も視野に慎重に調べる方針。