埼玉県のある私立高校の教師が、カンニングした男子生徒たちを指導として丸刈りにし、 その写真を年賀状にしてクラス全員に送る、ということがあったそうです。保護者の抗議により、 高校側は行きすぎがあったと謝罪し、教師の処分を検討しているとのこと。
「指導」を受けた生徒は11人。丸刈りにする時、まず9人の頭を「2009・元旦うし」 のフレーズの1文字ずつになるようにカット、その後頭を並べて写真を撮ったそうです。
残り2人はどうしたのか気になりますが、教師が自分で切ったのなら、なかなか器用なセンセイではないですか。 出来映えはどんな風だったのでしょうね(笑)。撮影後、文字の部分もカットして、きれいに頭を丸めたそうですから、 まだ良心的でしょう。
年賀状に「(教師名)の逆襲」といった添書きがあったそうなので、今回に限らず、 日頃から何かと問題があったのではないでしょうかね。教師も逆上していたかも知れませんが、生徒を反省させるには、 普通に叱るぐらいではダメだったのかも知れません。
話を聞く限りでは、「悪いことをしたとしても、ひどすぎる」とまでは感じませんけど・・・・ 馬鹿馬鹿しい処分だなあ(笑)、という方が先に来ますね。
でも、これが自分の子供だったら腹が立つんだろうか?
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「指導」で生徒ら丸刈り、写真を年賀状に 高校側が謝罪
2009年3月18日8時48分
埼玉県杉戸町にある私立昌平高校(小池仁校長)の1年生のクラス担任が「生徒指導だ」 として一部の男子生徒の頭を丸刈りにする際、「2009・元旦 うし」 という年始のあいさつになるように髪を切ったうえで写真を撮り、年賀状にしていたことが分かった。実際に、 クラスの全員あてに年賀状として送っていた。
担任は30代の男性。期末試験でカンニングしたことへの指導だったというが、保護者は 「子どもが悪いことをしたとしても、ひどすぎる」と批判。高校側は今月になって生徒に謝罪した。
高校側によると、昨年12月の期末試験で、男子生徒11人のカンニングが発覚。 指導として丸刈りにして反省を促したという。その際、9人についてはまず、それぞれの髪を「2」「0」「0」「9」「・ 」「元」「旦」「う」「し」の1字になるように切った。その後、教室内で、 各自の頭に描かれた数字や文字がよく見えるように前かがみにさせた。さらに前後2列に並ばせ、「2009・元旦」 「うし」というメッセージにして撮影。最後に、生徒たちの頭をすべて丸めて帰宅させ、5日間の謹慎処分とした。
教諭は写真を年賀状としてプリントし、クラス40人全員の自宅に送ったという。 「昨年の反省を元に今年は飛躍します。○○○(担任の名字)の逆襲」との添え書きもあった。受け取った生徒の一人は 「年賀状にして送るとは聞いたが、まさか本当とは思わず、びっくりした」と言っている。
昌平高を経営する学校法人昌平学園の法人本部事務局は「教諭は反省しているものの配慮が足りなかった」 として処分を検討中という。