2009年03月14日

中学生にハトを殺させる

 高知市立中学校の男子バスケットボール部のコーチを務めていた59歳の男性が、「ハトがうるさい」と部員に殺すように指示し、部員2名が実際に首を切るなどして殺していたことがわかったとのこと。

 この男性は教員ではなく、部活動指導のために外部から招かれた人物であるため、教育委員会は処分を下すことは出来ないようです。指導を止めさせるぐらいだそうです。

 

 CATVを見ていると、古いドラマやアニメなどでは、今ならちょっと無いような残酷表現や、差別的表現が出てくることがあり、それについての断りのテロップが出てくることがあります。昔の方が、「死」ということに関しては身近であったように思います。

 このコーチも、年齢的に今とは違った感覚で育ってきているでしょうから、「うるさいから殺してしまえ」というのは、もしかするとごく普通な思考だったのかも知れません。

 

 もちろん、現在ならハトを殺してこい、というのは残酷なことであり、指示してやらせるようなことではありません。しかしそれが行われたと言うことは、よほど強制力があり、コーチの指示に抗うことが出来なかったのか?それとも、生徒たちに殺害への興味があり、コーチの言葉が後押しになったのか。

 

 殺害実行に至った動機・事情が気になるところです。

 

 

asahi.com
「ハトうるさい」中学バスケ部コーチ、生徒に殺させる

2009年3月14日11時31分

 高知市立中学校の男子バスケットボール部で外部コーチを務めていた男性(当時59)が昨年12月、練習中に部員の生徒2人に対してハトを殺すよう指示し、生徒が実際にハトの首を切って殺していたことがわかった。取材に対して市教委などが説明した。

 市教委などによると、男性は高知県教委の「スポーツエキスパート活用事業」で昨年5月からこの中学の部活動指導に招かれた。12月21日、市内の県立高校で合同練習をした際、敷地にいたハトがうるさいとして殺すよう指示し、生徒2人が2羽の首を切るなどした。直後、この高校の教員が校内で首のないハトを見つけ、男性を問いただしたところ「生徒に殺すように指示した」と認めたという。

 男性は翌日から部活動の指導を外れ、冬休み中に計画していた部の県外遠征などは取りやめた。中学と男性は12月26日に生徒2人と保護者に謝罪し、同28日に保護者会で経緯を説明したという。市教委の担当者は「子どもの心に与えた影響は大きい。男性は教員ではないので処分はできないが、今後は他校でも指導させない」と話した。

 

posted by いさた at 17:24 | Comment(0) | TrackBack(1) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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