福島県の福島空港が、「ウルトラマン空港」になるかもしれないとのこと。日航が撤退して、 年間利用客が20万人も減る見込みで、空港存亡の危機へ対策として、愛称づけや、 ウルトラマン博物館の設置などが県議会で提案されたそうです。
ウルトラマンが出てきたのは、空港のある須賀川市が、故円谷英二氏の出身地という縁で、 空港内には既にウルトラマンや怪獣の立像があるそうです。昨年、握手会などを開き、 来場者増への手応えは確認済みのようです。
そういえば、メーテルの姿の案内ロボットが設置されたところもありましたね。この福島でも、 円谷英二氏ゆかりの地というのは一つの財産といえるでしょう。
それを活かしつつ、交通ターミナル機能のみでなく、集客施設を作ったりして複合化していけば、 空港の生残りだけでなく、地域の観光施設としてうまく活用できる可能性がありますね。極端に言えば、航路が無くなり、 空港でなくなっても、ウルトラマンのテーマパークとして生残っていけるかもしれませんね。
現在は提案段階だそうですから、実現するかどうかはわかりませんが、実現したら面白そうですね。 ウルトラファンとしては興味が湧きます。
もしするなら、空港職員の制服は歴代防衛軍の制服にするとか、 実物大のウルトラホークでも作ってパイロンに駐機させておくとか、管制塔のある建物の名前は「フェニックスネスト」 にするとか・・・・徹底的にやったら話題になるか?
・・・あまりやりすぎたら、逆効果ですかね(汗)
asahi.com
愛称は「ウルトラマン空港」 利用客減少のピンチ救って
2009年3月6日6時58分
日本航空が1月末で撤退して利用客が年に20万人減る見込みとなった福島空港に、「ウルトラマン空港」 の愛称を付けることを、5日の県議会で清水敏男議員(自民)が提案した。空港のある須賀川市は、 ウルトラマンの生みの親・故円谷英二氏の出身地。空港存亡の危機を救う救世主にと、「空港内にウルトラマン博物館を」 とも求めた。
空港にはウルトラマンや怪獣の立像が8体ある。ウルトラマンとの握手会などを昨年開いたところ、 来場者数が前年同期より3割増え、空港関係者も「効果は絶大」と認める。このため清水議員は「空港存続のために、 本気で検討してほしい」と県に求めた。
県は来年度、空港利用促進のために前年度の約2倍の2億7千万円もの予算を使う。佐藤節夫・観光交流局長は 「世界に誇る地域の宝を、情報発信やにぎわいづくりにどう生かせるか、多角的に検討したい」と答弁した。
空港への愛称命名は、高知県の高知龍馬空港や、神戸市のマリンエア(神戸空港)など全国で広がっている。 利用者を増やすために集客施設を空港内に作る試みは、関西空港などが取り組んでいる。