2009年02月24日

[AutoCAD] 空の画層を削除する

 例えば、CADデータの変換ソフト「JacConvert」で、Jw_CadデータをAutoCAD DWGデータに変換すると、DWGデータの画層(レイヤ)で、 データが入っていない空の画層が生成されていることがあります。そして、そういう画層は、 土木のCAD製図基準には適合していない事があります。

 

 土木系の電子納品ではレイヤ名にうるさいため、CAD製図基準に明確に書いていないレイヤ名や、 CAD製図基準に適合しないレイヤ名が気になる向きもおられるでしょう。そんな場合は、空の画層を消去しておいた方が、 客先に受けが良いケースもあるかと思います。

 ※DWGからSXFファイルを作成する具体的プロセスを知らないので、 そういった空の画層が実際に影響があるのかどうかは知りません。

 

 空の画層は、AutoCADで編集することで消去できます。以下は、LT2000での操作なので、 新しいバージョンでは何かが違うかも知れません。

1)コマンドラインで「purge」と入力。メニューなら 「ファイル」−「図面ユーティリティ」−「名前削除」。

2)「名前削除」のダイアログが出る。ラジオボタン 「名前削除可能な項目を表示」にする。

3)「画層」に、 削除しても差支えない画層がリストされているので、削除したい画層を選び、「名前削除」

 ファイル数が多いと手間がかかりますねぇ。ちなみに、「0」と「defpoint」は、 AutoCADでは特殊な作業レイヤで、削除することはできません。

 

 名前削除を複数ファイルに対して一括で行えるユーティリティソフトがどこかにありそうですね。 AutoDeskのDWG TrueViewならできるらしいですが、私が現在使用している2007バージョンには、 それらしい機能はありません。 

 現在最新の2009なら可能なのでしょうかね。

−−−

JacConvertは建築フォーラムより入手できます。
http://www.farchi.jp/

 

posted by いさた at 15:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | CADデータ変換 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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