とりあえず、時期はわかりませんが、ばらまかれることだけは決まった定額給付金。自治体のうちには、定額給付金に1〜2割程度のプレミアをつけた商品券を発行する予定のところがあるそうです。
読売の記事だと、今のところ130市区町村に、その様な計画があるようです。
方法としては、給付金で商品券を買う、するとプレミアがついてちょっとお得、というもので、プレミア分は市区町村や地元商工会などが負担し、地元の商店街で使ってもらい、地域振興に役立てたいのだとか。
給付金を貯蓄や借金返済にまわさず、実際に消費に使わせたい、という面もあるとのことですが、そういった効果は期待できるのでしょうか?
もともと貯蓄をするつもりなら、商品券を買って生活費に充て、その分使わなかった現金を貯蓄することになるでしょう。また、商品券が1割程度のプレミアで、使える場所が限られるのであれば、券自体が売れない状況も考えられますね。
結果的に効果はあまり期待できそうもありませんが・・・・定額給付金自体、消費を刺激する効果はゼロでは無いと思いますが、現金を商品券にしたところで、余分に買い物をする、という効果はほとんど無いんじゃないでしょうか。
プレミアが付く分、余分に使おうと思うか、より節約をしようと考えるか。アリに現金の代わりに商品券を持たせたらキリギリスになるかどうかだと思いますが、キリギリスになるのはごく少数派だと思いますね。
まあ、そのように、商品券の販売は、定額給付金の総体的な使い道にほとんど影響が無いと思いますが、お金が落ちる先を変える、という効果はあるでしょうね。
スーパーで買うのではなく、地元の商店街で買おう、と言う風に。その点では、この不景気に少しは助かるところも出てくるでしょう。
となると、これは結局、昔あった「地域振興券」?
だとすると、その先には、ほぼ同じ顛末が待っているのでは。
YOMIURI ONLINE
定額給付金用プレミアム商品券、129自治体で発行予定
総務省は30日、総額2兆円規模の定額給付金にあわせて、129市区町村(34都道府県)で地元の商工関係団体などが、給付金の金額に10〜20%を上積みした「プレミアム付き商品券」の発行を予定していると発表した。
地元の商店街などで使用できる商品券を発行することで、給付金を貯蓄や借金返済ではなく、実際に消費に充ててもらい地域振興につなげる狙いがある。
定額給付金は1人あたり1万2000円で、65歳以上と18歳以下には2万円が支給される。商品券は給付金の額に1000円〜2000円程度を上積みし、給付金の額以上の買い物ができるようにする。給付金を受け取った住民が市役所や商工関係団体などで商品券を購入する。上積み分の財源は、市区町村や商工関係団体が折半するなどして負担する。
都道府県別で最も多いのは、北海道の20市町村。総務省によると、大半の市区町村では10%の上積みだが、鳥取市では20%を上積する。
(2009年1月30日21時29分 読売新聞)
asahi.com
定額給付金でプレミアム商品券を 愛知・岐阜の5市計画
2009年1月31日11時10分
定額給付金の支給時期に合わせ、愛知、岐阜の5市が、プレミアム付き商品券の発行を検討している。定額給付金が貯蓄に回らないよう「お得」な商品券で気を引き、地元商店で使ってもらって地域経済の活性化に役立てたいというのが狙いだ。
愛知県蒲郡市は、商工会議所と連携し、独自の商品券を発行する方針だ。割増率は1割ほど。現金1万円で1万1千円程度の商品券を買えるようにする。
利用できる店は、地元の商店街など中小業者を想定。地域振興にもつなげたいという。ただ、「大手スーパーなども対象にするかどうかは悩ましい」と担当者。「中小・零細業者を優先したいが、使い勝手が悪い仕組みだと市民に受け止められては困る」という考えからだ。
岐阜県内では4市が準備を進める。郡上市は商工会の提案を受けて、額面より1割程度安く買える商品券の発行を検討している。同商工会の会員の店で使える予定だ。
恵那市も、1割のプレミアム付き共通商品券を恵那商工会議所、恵南商工会と連携して発行する。急激な景気落ち込みで経営の悪化が心配される市内の中小企業を支援するのが狙いだ。
隣の中津川市は、地元の商業協同組合が贈答用などに発行している商品券に市費で1割のプレミアムを付けることを決め、組合などと調整中だ。
高山市も、商工会議所などが発行する「プレミアム付き商品券」に助成する。額面千円の商品券に1割のプレミアムを付け、900円で買えるようにする。発行総額は5億円で、市がプレミアム分の5千万円を助成する。



