中国広東省のとある高校の校内食堂で、腐った豚肉が使われていたことに数千人の生徒らが抗議し、 デモを行ったとのこと。食堂の棚が壊されたりもしたようです。
料理の中の豚肉から腐臭がする、という生徒らの抗議に対し、食堂の職員が腐った肉の使用を認めたそうですが、 「既に1ヶ月間、腐った肉を食べている」という強烈なオチが・・・f(^^; いよいよ腐敗が進んできて、 調理で匂いをごまかすことができなくなったんでしょうか。
我が国の、ミートホープ事件を思い出しました。何か、中国でこういう事件が起きても、 もういろいろなことがありすぎて、あまり驚きませんね。
デモは、学校が食堂の改善を約束して鎮静化したそうですが、腐ったものを使わない・ 使い続けないというのは約束以前の基本的な事だと思いますよ・・・
産経ニュース
腐った肉に生徒数千人抗議 中国・広東省の高校食堂
2009.1.29 13:57
29日付の香港紙、明報によると、中国広東省茂名市の高校で今月中旬、 校内食堂で使用された豚肉が腐っていたことに抗議し、生徒ら数千人がデモを行った。興奮した生徒らは爆竹を鳴らしたり、 食堂にある売店の棚を壊すなどした。
生徒らが17日、食堂の職員に対し、料理に入っている豚肉から腐臭がすると追及。職員が 「あなたたちは既に1カ月間、腐った肉を食べている」と認めたため、怒った生徒らが「健康を返せ」「人権を取り戻そう」 などと叫んだ。
さらに18日にも、多数の生徒が食堂に集まり抗議活動を展開。学校側が改善を約束し、 ようやく事態が収拾したという。(共同)
中国ならやりかねないですね。それで、この時、腐った肉を使って、原材料費を安く浮かせた結果、本来の給食費との差額は料理人などの懐に入ったんでしょうかね・・・
安く浮かせて関係者が儲けていた、というのもあり得る話ですが、もともと給食費がピンハネされていて腐った肉を買うぐらいの予算しかなかった、と言う可能性もありそうです。
いずれにせよ、無茶苦茶ですね。