例えば、病気で寝ている人に、寝たままで水を飲ませたりする時に使う、飲み口が長く伸びた、アラジンの魔法のランプっぽい入れ物がありますね。
ウチの子供たちは、ちょっと病気になると、すぐに使いたがって、起きれるくせにわざと寝たままで飲ませてもらったり、起きてからもコップ替わりに使ったりと、なぜか病気の時の必須アイテムになっています・・・・
さて、私は、そのモノ自体はずいぶん前から知っていたし、家にもあるのですが、名前を知りませんでした。それが、今日薬局に新しいのを買いに行って、初めてわかりました。
「あのー、名前がわからないんですが、寝ている人に寝たままで水を飲ませる時に使う、こう、飲み口が長く伸びたヤツってありますか?」
「ああ、えぇっと・・・・『吸い呑み』ですね。・・・こちらになります」
おお、「吸い呑み」というのか!実際に買った商品の箱には「薬のみ器」と書いてあったけれど、同じモノなんですね。ネットで「吸いのみ」で検索したらたくさん出てきました。なるほど。
長年の謎が解けたような気分で、すっきりとしました。
介護用品として、まだまだ売られていますね。
一定の需要がずっとあるのでしょう。
吸い呑みっていうんですね。
昔は、うちにもありましたが今じゃどこにいったやら。
勉強させていただきました。
宜しかったら、こちらへもお越しください。
名前のない雑草はないという言葉がありますが、名前のない医療機器もないということなのでしょう。
実際のモノはわかっていても、名前を知らない、というのは、どこか小骨が刺さったままのような感じで気持ちの悪いところがあったのですが、知ってしまうと、すっとつかえがとれたように感じます。