迷走する「定額給付金」、振り込め詐欺の絶好のネタになるかも、などと新たな火種を振りまきつつあるようですが、同じ追加景気対策の一環として、「子育て応援特別手当」なるものも支給されるそうです。
なんでも、3〜5歳の第2子以降の子供に対し、一人あたり36000円だそうです。これも年度内に支給をする方向であるとのこと。1年12ヶ月、1ヶ月あたり3000円、といった勘定なんでしょうか?現行の児童手当の拡大版といった感じですね。
こちらは、所得制限や高額所得者は辞退、といった論議は無いのでしょうかね。定額給付金に比べると範囲は狭いものの、このタイミングで出てくると、第2のバラマキ策、の印象が強い。しかし、対象が絞られている分だけ、まだ対策らしい対策なのかもしれません。
定額給付金と一緒に配ってしまえ、という議論が出てくるのでは。
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現代の「踏み絵」か?(追記あり)
YOMIURI ONLINE
子育て手当、第2子以降に3万6千円…追加景気対策
政府は14日、追加景気対策に盛り込んだ「子育て応援特別手当」に関し、3〜5歳の第2子以降の子ども1人あたり、3万6000円を支給することを決めた。
市区町村を通じて年度内に支給する方向だ。
特別手当は、幼児期の子育てを支援するもので、今年度限りの措置となる。
こうした方針は、14日の衆院厚生労働委員会で質問に立った国民新党の糸川正晃衆院議員に対して厚生労働省が説明した。同省は、対象となる幼児は約170万人と見ており、2008年度第2次補正予算案に約600億円を計上する予定だ。
今後、子どもの年齢に関する「基準日」をいつにするかなど、詳細を詰めることにしている。
(2008年11月14日22時23分 読売新聞)