定額給付金。景気対策として打ち出したものの、その実施方法を巡って迷走が続いていますが、 どうやら所得制限を設けず、富裕層(高額所得者)には受取り辞退を求める、という方向に定まってきたようです。
某学会の思惑によるバラマキ作戦ですが、こうなってくると、なにやら「踏み絵」のようであります。高額所得者とは? というところを明確にしないまま、辞退を促していくことになるのでしょうか?
今の時点では詳しく分りませんが、自分の収入を顧みて、「高額所得」だと思ったら、受取りを辞退する、
ということになるのかも知れません。場合によっては、定額給付金を受取るのは罪、といった風潮がでてきやしまいか、
と心配になります。
近所の人目をはばかるように、こっそり受取りにいくことになったりして。マスコミのネタで「定額給付金を受取りましたか?
」といろいろな人に取材するのが流行るかも知れませんねぇ。
仮に辞退者が多かった場合、結果として給付金の総額は予算額よりも少なくなって、予算が余る可能性がある? あるいは、辞退者がほとんどいなければ、辞退を促した意味は?まあ、政治家のセンセイ方は、話の流れ上、 辞退者続出であることが予想されるので、ほとんどいない、ということはないかもしれません。
いずれにしても、訳がわからない状態で、いっそ潔く取下げれば、と思うのですが、そうも行かないようですね。
こうして、定額給付金に批判的なことを書いていると、「じゃあ受取りを辞退しろ」 なんていうツッコミを受けそうですが、そのあたり、私自身に関しては、現時点では態度保留ですf(^^;
[追記] 2008.11.12 12:40
与党案は、所得制限の目安を所得ベースで1800万円とした上、所得制限の実施は各自治体に任せる、というものになるようです。
うーむ、ますます訳がわかりませんが、バラマキ実施に関する問題点は自治体に投出して決着、ということなんでしょうかね。こういうのを、「玉虫色」と言うんでしょうか?
結局、実質的に所得制限はない、ということかな、と思いますが・・・
YOMIURI ONLINE
給付金で首相「所得制限は手間かかる」、富裕層に辞退求める
麻生首相は10日昼、追加景気対策の柱である「生活支援定額給付金」の支給方式について 「所得制限すると手間ひまがかかる。法律で制限する話は終わっている。(受け取りの)辞退は、 市町村の窓口で自発的にやってもらうのが簡単ではないか」と述べた。
また、「どのみち全国の市町村にやってもらわないといけないから、 新しい事務手続きを避けるようにするのは当然だ」と語った。対象者が市町村に申請する方式を前提に、 高額所得者には辞退を促す方式が望ましいとの考えを示したものだ。
首相は「もっとうまいやり方があれば考えればいい。細かい話は分からない。与党で(調整)してもらえればいい。 基本的には早く公平になるべく貧しいところにお金が行くことが重要だ」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。
◆全国市長会長「市町村の混乱確実」◆
これに先立ち、全国市長会長の佐竹敬久・秋田市長は10日午前、秋田市内で記者会見し、「生活支援定額給付金」 の支給対象から高額所得者を除外する案について、「市町村に大変な混乱が起きるのは確実で、 軽々に決めることには苦言を呈さざるを得ない」と述べた。
佐竹氏は「相当シンプルな形でないと、年度末の忙しい時期に市町村の実務に相当な無理が生じる」と強調した。
(2008年11月10日13時25分 読売新聞)
給付金「所得制限せず」、高額所得者に辞退促す…政府・与党方針
政府・与党は11日、定額給付金について所得制限を設けない方針を固めた。
所得制限を強硬に主張してきた与謝野経済財政相が同日の記者会見で、「所得制限を行うと、 市町村の窓口が混乱する。迅速に給付するという面からは、所得制限が大きな障害になる」と姿勢を転換した。
与謝野経財相はさらに、「総理の考え方を基本として、与党と相談して案を作った」と、 麻生首相の方針に支持を表明した。これにより、高額所得者に自発的な辞退を促す方向でまとまる見通しになった。
(2008年11月11日14時47分 読売新聞)



