先月下旬、被害者がひき逃げされ、3キロ引きずられて無くなった事件ですが、 大阪府警が犯行車両の可能性が高いと思われるクルマを発見、押収していたとのこと。
使用者である若い男の所在が不明になっており、事件への関与を疑って捜査中だそうです。
事件発生間近の頃は、有力な手がかりが無く、情報提供のビラ配りが行われるなど、膠着状態になるのか? という感じでしたが、事件発生から2週間あまり、ここに来て大きく前進したようですね。
まあ、現時点では「可能性が高い」ということなので、行方不明の若い男が見つからなければ、 シロクロははっきりしないのでしょう。
捜査が進んで、容疑者逮捕、となるか?
(関連記事)
ひき逃げ事件 3キロ引きずり
産経ニュース
大阪ひき逃げ、犯行車両発見? 若い男の行方追う
2008.11.4 14:12
大阪市北区梅田の交差点で堺市東区の会社員、鈴木源太郎さん(30)が車にはねられ、 約3キロ引きずられて死亡したひき逃げ事件で、曽根崎署捜査本部が、大阪市内で不審な車を発見、 押収していたことが4日、分かった。捜査本部は、車体の特徴や傷などから犯行車両だった可能性が高いとみて調べている。
この車を使用していた若い男の所在が分からなくなっているといい、 捜査本部は事件に関与している疑いがあるとして行方を捜している。
調べでは、鈴木さんは10月21日午前4時15分ごろ、北区梅田の国道176号交差点で車にはねられ、 車体底部に巻き込まれた。車は鈴木さんを巻き込んだまま約3キロ先の同市福島区吉野の市道まで引きずり、 救護せずに逃走した。
鈴木さんは長距離を引きずられ、頭や首を路面で激しく損傷したことなどによる外傷性ショックで死亡。 最初の衝突は大きくなく、引きずられたことが致命傷になった。
犯行車両については、これまでに曽根崎署前の防犯カメラや、 遺体発見場から南西の同市此花区内の複数の防犯ビデオに黒いワゴン車が映っていた。 梅田で鈴木さんがはねられる際の目撃情報もあり、捜査本部は黒いミニバンタイプの車について捜査を続けていた。
犯行車両は逃走中、鈴木さんをはねたあと、車体の底部に巻き込んでいるにもかかわらず、 左右の小幅なぶれを繰り返した上、計4カ所で大きく蛇行。鈴木さんを路上で振り落とそうとした形跡があった。
いろいろな隠ぺい工作が行われているのではないかと、謎解きが盛んになりそうですね。
クルマに関しては、情報提供があって押収となったようです。
ある建築会社のクルマで、複数人が使っているようですが、そのうち1名が、会社を辞めると置きメモ?して行方不明になっているようです。
犯行車両なら、事故後、今まで知らずに使っていたのか、とか確かに謎は多いですね。
やはり、行方不明になっている男を確保して事情を聞かないとダメですね。