今朝4時過ぎ頃、梅田で横断歩道のない交差点を横断中の会社員が車に轢かれ、そのまま3キロ引きずられる、 というひき逃げ事件が発生したとのこと。被害者の会社員は、昨夕から飲んで帰る途中だったということです。
逃げたクルマは黒っぽいステーションワゴンということですが、人をはねて3キロも引きずっていたら、人、 もしくは何か引っかけている自覚がドライバーにあるでしょう(自身でそう言う経験が無いので、 実際のところどんな感じかは想像するしかありませんが)。
ドライバーはどんな気持で走っていたのか。時間帯からして、飲酒運転だったのかも知れません。必死の逃走か?
さて、会社員が引かれた現場の交差点ですが、相当に交通量が多い場所で、かつ道幅も広い。当然、横断歩道も無し。 もし、昼間にここを横断しよう、というのは自殺行為と同じですね。
発生は明け方なので、交通量は少なめだったのかもしれませんが、それにしてもこんなところを渡るか? と言うのが率直なところ。酔いの勢いか何かで行ってしまったのでしょうか。
亡くなった会社員は、引きずられなければ生命は助かった可能性はありますが、状況から想像すると、歩行者と運転者、 どっちもどっち、といった感想。
産経ニュース
大阪・梅田の3キロ引きずり死亡事件、被害者は30歳の会社員
2008.10.21 12:58
大阪・梅田のひき逃げ事件で、死亡したのは堺市東区の会社員、鈴木源太郎さん(30)だったことが分かった。 横断歩道のない国道176号交差点を同僚の男性と2人で渡っている際に、西方向に直進する車にはねられ、 そのまま引きずられたという。
調べでは、鈴木さんは21日午前4時20分ごろ、大阪市北区梅田の国道176号交差点ではねられ、 約3キロ先で発見された。発見場所まで路面に血痕が点々と付着していることなどから、府警交通捜査課は捜査本部を設置、 自動車運転過失致死と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで捜査している。
これまでの調べや同僚の話などによると、車は黒っぽいステーションワゴン。路上の血痕から、 車は交差点からJR大阪駅南側の市道を西に進み、阪神高速池田線の高架下付近で南下したあと、 国道2号に出て右折し再び西方向へ。阪神野田駅南側で北港通に入ってさらに西に進んだとみられる。
血痕は車道の左側に点々としており、鈴木さんは車の左側のタイヤ付近に巻き込まれた可能性が高い。
鈴木さんは同僚らと昨夕から大阪市内の飲食店で飲み、帰宅する途中だった。
男性が最初にひかれた梅田の現場は、JR大阪駅と阪急百貨店、阪神百貨店に囲まれた交通量が多い交差点。
大阪市内では18日にも淀川区の国道176号交差点で、自転車の男性が軽ワゴン車にはねられ、 約180メートル引きずられて重傷を負うひき逃げ事件が発生。車を運転していた中学3年の女子生徒(14) が逮捕されている。
やれやれ、という感じのニュースですね。
しかし、なんであっても、このひき逃げ犯は逮捕して欲しいものですね。
まだ捕まってはいないようですが、クルマの損傷や汚れも相当なものなのでは?
逮捕までにはそれほどの時間がかからないような気がします。
コメントありがとうございます。
酷い事件だと思いますが、現場の状況を知るものとしては、なぜ被害者は歩道橋なり地下道なりを行かなかったのか、と思ってしまいます。
この非道なひき逃げ犯も早く逮捕して欲しいものですが、まだそのような報道はありませんね。