昨日で北京オリンピックが終りました。日本チーム全体としては、不本意な結果であったようです。競泳やソフトなど、 活躍した種目もありましたが。・・・・五輪を開催したかの国も、今は宴の後、といった雰囲気なのでしょうが、 これからどのような国になっていくのでしょうかね。マトモなお付合いができる国になって行けば良いのですが。
さて、話は全く変って、asahi.comからの引用記事ですが、何でもアメリカの研究チームが、マウスの実験で、 「カルシウム味」を味わうための遺伝子を特定した、ということです。
人間にも似た遺伝子があることから、「カルシウム味」が「基本味」の一つである可能性もある、 と研究チームは考えているそうです。
人間が感じる「基本味」というのは、現在は甘み、塩味、酸味、苦み、うまみの5つで、これに「カルシウム味」 が加わる可能性がある、ということでしょうか。
カルシウム味、といわれてもさっぱりわかりません(笑)。研究チームの博士も、適切な表現がわからないようなので、 仕方が無いのかも。あえて言えば、チョークを舐めた時にする味、が近い感じなのかもしれませんね。
しかし、このカルシウム味が基本味の一つだとすれば、生きていくためにはカルシウム味を見分ける必要がある、 ということなのでしょうか。これまでわかっていなかっただけで、これまで私たちも「カルシウム味」を特に意識することなく、 味わっていたのでしょうかね。
asahi.com
甘い?辛い?いや「カルシウム味」 米で第6の味発見か
2008年8月25日11時26分
【ワシントン=勝田敏彦】 米ペンシルベニア州にあるモネル化学感覚センターのチームがカルシウムを味わうための遺伝子をマウスで確かめ、 米化学会で発表した。「カルシウム味」が第6の基本味である可能性もあるという。
遺伝的に系統が異なる40種類のマウスにカルシウムを含む溶液を飲ませたところ、多くが飲むのを嫌うなか、 がぶ飲みする系統が見つかった。遺伝子を比較した結果、カルシウムを味わうのに使う二つの遺伝子が特定された。
人間の舌は、甘み、塩味、酸味、苦み、うまみという五つの基本味を感知する。 今回のマウスの遺伝子に似たものは人間にもあることから、研究チームは「カルシウム味」 が基本味の一つである可能性もあると考えている。
研究チームのマイケル・トルドフ博士は「カルシウム味は苦みに酸味が少し加わったようなものだ。 適切に表現する言葉はなく、『カルシウムっぽい』としかいいようがない」と話している。