時折ですが、税務調査を受けて申告漏れを指摘され、追徴○億円、という報道がされます。
非常に悪質な脱税、という場合は別ですが、それ以外の場合は、必ずと言っていいほど、指摘された側は
「国税当局との見解の相違があったが、指摘に従った」といった趣旨のコメントをしていますね。
税務を専門とする方であれば、このようなコメントをする意味は了解事項なのでしょうが、
どうもよくわからないコメントですね。
法律違反でなく、自分の見解が正しいと思うのであれば、不服申立て、みたいなことをしても良いような気がしますが、
そういうことも無いようですし、国税当局の見解、
というのは実は法律に匹敵するような強い力を持っているものなんでしょうか?
それとも、事故の示談金みたいな感じで、時間をかけて争うよりも金払って済ませる方が、 指摘された側にとってはメリットが大きい、ということなのでしょうか。