EveryDWGは、DConvertの後継?として、Open Design Allianceがフリーで公開しているソフト。
DConvertは、いくつかの変換ソフトやCADソフトと組合わされて、 AutoCadが無くともDWGを直接扱うことができましたが、対応が2000形式までだったため、 それ以上のバージョンのDWGを扱う場合、DWG TrueViewや、Cadversionconvertと言った、 DWGをバージョンダウンさせるソフトを一度通す必要がありました。
その点、EveryDWGは、2007形式までのDWG,DXFを扱うことができ、 バージョンダウンの手間が省けるようです。先日、私も使っていて、 非常に重宝しているJacConvertがEveryDWGに対応し、2000形式以降のDWGを直接扱えるようになり、 少し楽になりました。
また、シェアウェアのCAD・BeDrawも、EveryDWGに対応しています。これから、 少しずつEveryDWGを利用するソフトが増えてゆきそうですね。
最近は、業務で受取るDWGデータも、2000形式以上であることが増え、 変換ソフトで直接扱えるようになるのは助かります。ただし、AutoCadも毎年バージョンアップしていて、 現時点の最新バージョンは「2009」のようです。
DWGのファイル形式の互換がどうなっているのか詳しく知りませんが、最新のDWGへの対応を考えると、DWG TrueView(フリー)も必携のソフトと言えるでしょうね。必要なPCのスペックが高くて、 ちょっと古いPCだと動作が厳しそうですが・・・・(^^;
EveryDWGは、Open Design Allianceより。
http://www.opendesign.com/
「Public Downloads」より「EveryDWG.zip」をダウンロード。
JacConvert、BeDrawは、建築フォーラム(FARCHI)より。
http://www.farchi.jp/
「ダウンロード」から。
DWG TrueViewは、autodeskより。
http://usa.autodesk.com/adsk/servlet/home?siteID=1169823&id=3551938
[2009.02.13 追記]
EveryDWGのダウンロードで「Public Downloads」が見あたらなくなっているようです。
http://www.opendesign.com/guestfiles
からならダウンロードできます。
[2009.02.20 追記2]
「Public Downloads」が復活していました。この間のは何だったのだろう・・・
[2010.05.20 追記3]
サイト上のファイル名が「Teigha File Converter」に変わったようです。zipファイルをダウンロードすると、中味はEveryDWGです。