今日の昼頃、名古屋発東京行の高速バスでバスジャックをしたアホがいたそうです。通報から1時間ぐらいで逮捕され、 11人の乗客乗員にけがはなかったとのこと。大事にならなくて良かったですね。
バスジャックをしたのは、14歳の中2男子だったそうです。山口県宇部市に住む中学生で、 どうも新幹線で名古屋まで行き、なぜだか知りませんが犯行に及んだようです。早くも夏休みになったのか、とも思いましたが、 家出中だったそうで。
「親に怒られた腹いせに、世間を騒がそうと思ってやった」などと言っているようですが、 要するに親への面当ての意味での「逆ギレ」なんでしょうか?
中学生ということもあるでしょうが、バスジャックに至るまでの思考がさっぱりわかりません。理解不能です。 秋葉原の通り魔事件に影響を受けている面もあるのでしょうか。
ケガ人や犠牲者がいなかったので、「アホか」程度で済むかも知れませんが、もし惨事になっていれば、 少年の家族もろとも、取返しのつかないことになっていたでしょうね。
訳が分らない、思慮が浅い、といったことの典型的な例か。
YOMIURI ONLINE
東名高速でバスジャック、山口・宇部の中2男子を逮捕
16日午後0時50分ごろ、愛知県岡崎市の東名高速上り線で、JR東海バス(名古屋市中川区)の高速バスから、 「刃物を持った男が乗っている」と同社を通じて、県警に通報があった。
出動した県警のパトカーがバスを見つけ、美合パーキングエリアへ誘導、停止させたうえ、運転手(39) に果物ナイフ(刃渡り約10センチ)を突きつけていた少年を説得し、同1時56分、 銃刀法違反と監禁の両容疑の疑いで現行犯逮捕した。乗客、乗員計11人にけがはなかった。
発表によると、逮捕されたのは山口県宇部市の市立中学2年の少年(14)。少年は、 果物ナイフを運転手に突きつけ、「とにかく走れ」などと脅していたという。少年は14日夜から家出中だったといい、 調べに対し、「親に怒られた腹いせに、世間を騒がそうと思ってやった。ただ走りたかった」などと供述しているという。
また、少年は果物ナイフとは別に、刃渡り約12センチのペティナイフを所持し、自らも「バスジャックした」 などと携帯電話で110番通報していたという。
バスは「スーパーライナー18便」(2階建て)で、名古屋駅を正午に出発し、 午後6時過ぎに東京駅へ到着する予定だった。客は全員2階部分に乗車していた。
通報を受けた県警は、岡崎インターチェンジ(IC)の手前2キロの地点で高速バスを確認し、 美合パーキングエリアに誘導。捜査員がバスのドアを開けて説得したところ、落ち着いた様子で2本のナイフを荷台に置き、 投降した。
少年は父(42)、母(41)、妹(12)の4人家族。15日未明に自宅を出て以降、 行方が分からなかったため、同日昼に両親が山口県警宇部署に捜索願を出していた。 宇部市から名古屋市までは新幹線で移動したとみられ、県警で犯行に至る動機や当時の状況などを詳しく調べている。
この事件の影響で、東名高速上り線は一時、岡崎―音羽蒲郡IC間が通行止めになった。
(2008年7月16日17時21分 読売新聞)
それほど凶暴性はなかったようですし、警察との連携も早くて大事に至らなかったのは幸い。
しかし、もたもたとして14歳が精神的に追い詰められると逆に危険だったかもしれませんね。
http://shadow99.blog116.fc2.com/blog-entry-778.html
>しかし、もたもたとして14歳が精神的に追い詰められると逆に危険だったかもしれませんね。
言われてみれば、その可能性もあったかもしれませんね。何をするかわからないわけですし。
少年は、周辺の迅速な対応により、ある意味救われたのかも知れませんね。
とりあえず、けが人などが無くて良かったですけど、こういうアホウについては、ビシッときついお灸を据えてやることで、「親に怒られること」が、どれだけありがたいことかを知らしめる必要がありますね。社会なんて、誰も怒ってくれないけど、反面誰も相手にしてくれないわけですから。
きついお灸を据える、というのがなかなか難しそうですね。少年にお灸の意味が理解できるかどうかがまず問題。
下手なお灸だと、また逆ギレ状態になるだけではないか、という危惧があります。