中国の新疆ウイグル自治区で、銃殺刑になるはずの死刑囚が、移植のため「生きたまま」 臓器を摘出されていたらしいです・・・・囚人の親族が訴え、裁判所当局が補償金を支払っていたとのこと。
死刑執行当日、病院で麻酔をかけられ、生きたまま臓器を摘出され、そのまま死んでしまった、ということのようです。 さしずめ、臓器摘出刑、といった感じなのでしょうか。中国での出来事と聞くと、 そんなことがあっても不思議では無さそうに思ってしまいますね。
囚人にとって、銃殺刑とどちらが苦しいのだろうか、と思ったりしますが・・・・尊厳を傷つけられるという点では、 臓器摘出の方が惨いと感じます。これは日本人の意見であり、中国大陸では感覚が異なるのかも知れませんが。
親族が真相解明のため、北京へ陳情に行こうとしたところ、陳情を阻止するためか、 地元の当局から補償金の上積みを持ちかけられたそうです。口止め料ということですね。都合の悪いことは金で解決、 という体質がここでも見えています。
今回報じられたのは、2003年の出来事だそうです。おそらく、氷山の一角でしかなく、 中には口止め料で沈黙しているケースもあるでしょう。
新疆ウイグル自治区でのことだそうですが、囚人は漢民族だったのか?それとも・・・?
産経ニュース
死刑囚の臓器生きたまま摘出か 中国新疆ウイグル自治区
2008.6.26 23:39
中国新疆ウイグル自治区で、銃殺刑になるはずの死刑囚が移植目的で生きたまま臓器を摘出されたと親族が訴え、 裁判所当局が親族に補償金を支払っていたことが分かった。香港の人権団体、 中国人権民主化運動ニュースセンターが26日伝えた。
同センターによると、この死刑囚は2003年7月の死刑執行日に拘置施設から病院へ送られた。親族が、 病院で麻酔を打たれ生きたまま臓器を摘出されたと抗議したところ、裁判所当局から06年「死体処理費」名目で5万元 (約78万円)が支払われた。
裁判所当局は臓器が摘出されたことは認めながらも、生きたままだったことは認めていない。親族は、 真相が解明されていないとして近く北京へ陳情に行く準備をしていたが、地元当局から行かないよう警告され、 陳情に行かなければ補償金を上積みすると持ち掛けられたという。(共同)
所詮中国には、人間の尊厳など、微塵もないというところでしょう。まぁ、「どうせ死ぬんだったら、取れるところ取った方が良いだろう」くらいのノリなんでしょうね。そういえば、以前、ナチスがユダヤ人を殺したときに、髪とか皮膚とかを別の工業製品に転用したと聞いていますけれども、今回の一件とどう違うんだ?という話になりますね。
人を人と思わないところがありますね。
立ち寄り軌跡を残しておきます。
銃殺にすると、臓器が傷つくかもしれないので、それならば、と言うような発想かも知れませんね。
中国国外には情報が出てこないだけで、信じられないようなことがたくさん行われていそうです。
>ぜんさん
私も、「中国」と聞くと、あっても不思議ではないと思ってしまいます。
感覚がマヒしてしまっているのでしょうか。
>新疆ウイグル自治区でのことだそうですが、囚人は漢民族だったのか?それとも・・・?
これが中央政府の民族政策とリンクしているとしたら・・。実に不気味ですね。
問題が発生した地域から考えると、民族政策と関連している可能性もありますね。
いったい何が行われているのだろうか、と思いますが・・・・想像を超えた出来事が起きているのかも知れません。