かなりの間が空きましたが、ずっと積まれたままだった、「沖縄論」を読みました。「靖国論」 の記事を書いたのが10/11だったので、約2ヶ月ほども間があいてしまいました。
さて、読んだ感想ですが、沖縄問題は、モヤモヤとした・複雑な感じで、しかし有効な打開策が見えてこない、というものです。
沖縄問題を、ごく端的に言えば「米軍基地には迷惑しているが経済的には米軍基地に依存してしまっている」
「日本の安全保障のために沖縄を犠牲にしているのだが、本土の人々は、そのことについて知ろうとしない・関心がない」
「沖縄人のアイデンティーの主張が、本土に対する恨みやコンプレックスとなっている面がある」ということになるでしょうか。
私自身が沖縄に行ったことがないので、理解の仕方が異なるかもしれませんが、いずれも簡単には解決できない問題なので、
とても複雑な思いです。
沖縄に対する理解を深める意味で、沖縄の文化や歴史、そして米軍基地が身近にある暮しを描くことに、
かなりの部分が費やされています。
歴史は、沖縄戦のあった戦時中を除き、琉球王朝の時代から描かれていますが、
戦後のアメリカ軍による統治時代にかなりウェイトが置かれています。アメリカ軍は、沖縄が本土復帰をするまでに、
いたたまれなくてここでは一々書く気が起きないぐらいに、非道いことをしていたようです。気になる人は実際に読んでみて下さい。
この沖縄でのアメリカの所業を読んでみると、イラクでの、米軍のイラク人捕虜問題など、まだまだ序の口であり、
またアメリカのすることは何も変っていない、としか考えられないです。
日本は敗戦後、サンフランシスコ講和条約により沖縄を切離して、(とりあえず)主権を回復したのですが、
沖縄が切離された4月28日は、沖縄では「屈辱の日」と呼んでいるそうです。本土出身者として、ショックを受けましたね・・・・
「沖縄論」自体は、本土の人々に沖縄問題について問うた、というところだと思います。問題の解決に向けたさらなる考察、と言った内容は、
「沖縄論II」が必要、という感じでした。
ゴー宣スペシャル・靖国論
http://isata.seesaa.net/article/7970995.html
[積ん読] 沖縄論・靖国論
http://isata.seesaa.net/article/6142587.html



