デング熱という病気の日本国内での感染が、およそ70年ぶりに確認され、感染者は今のところ埼玉県・東京都在住の3名とのことです。
デング熱は熱帯地域の病気で、蚊によってウイルスが媒介され、蚊に刺されることで感染するそうです。
海外渡航してデング熱に感染する日本人は年間に200人前後いるそうですが、渡航歴がなく国内で感染するのはおよそ70年ぶりだそうです。
死亡率が高い病気ではないようですが、デング熱ウィルスが国内にどれぐらい定着してきているのかが問題でしょうね。
今回のケースは、例えば海外旅行をした人を刺した蚊が、たまたまウィルスに感染して、さらに違う人を刺したために感染した、という「運が悪かった」的なものなのか、それとも熱帯地域の蚊が日本国内でも生息しはじめているのか。
大規模な流行にはならないと予想されているようですが、人の多い首都圏での発生という点がちょっと気になります。
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