2013年10月22日

海峡道路構想が復活に向けて動く?

全国6海峡をトンネルや橋でつなぐ「海峡横断プロジェクト」が復活に向けて動き出した、というニュース記事がありました。

2008年に無駄な公共事業として、調査が打ち切られていますが、最近になって、海峡周辺の自治体が調査費を計上したり、国会議員が議連を作ったりし出しているとのこと。

 

全国6海峡というのは、東京湾口道路、伊勢湾口道路、紀淡海峡道路、豊予海峡道路、関門海峡道路、島原天草長島連絡道路だそうです。

橋かトンネルか、といったことは決まっていないのですが、どちらにしろ技術的には不可能では無いと思います。本四架橋や青函トンネルなど既に造っていますし。

 

問題は、建設費と造った後の維持管理コストでしょうね。

結局はカネの問題になるでしょうから、そのあたりの手当がつくのであれば、ひとつかふたつぐらい造ってみたらどうかと思います。

人口減少社会が進んでいくこれからの日本で、土木技術の粋をふるう最後のビックプロジェクトとして・・・

 

そうはいっても、いつ破綻しても不思議では無い財政事情の中で、海峡道路の必要性が本当にあるのかとか、公共事業以外に使うべき使途があるんじゃないか、という命題を乗り越えるのは非常に難しいのではないでしょうかね。

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posted by いさた at 15:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 土木関連(技術) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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