2011年02月27日

最低制限価格の予想屋ビジネス

 私は知りませんでしたが、熊本県と熊本市は公共工事の最低制限価格を決定するのに、コンピューターがランダムに決めるシステムを使っており、既に3〜4年ほど使っているそうです。

 一応、ランダムに決めるので事前の最低制限価格の予想は不可能、ということだそうですが、現実には過去の実績からある程度価格が予想されて50〜70%の確率であたるとのこと。この予想をビジネスとする「予想屋」も存在するようです。

 

 ある制限範囲内で最も安かったところが落札するという枠組み内では、最低制限価格の予想に力は入るのも無理からぬところがありますね。

 最低制限価格を全くランダムに決めているわけでもなく、ある範囲内で乗率をかけて設定されているなら、予想も不可能では無いような気がします。運用年数が経過して、統計的分析からある程度予測ができるようになったとか。

 

 熊本で採用しているシステムは、最低制限価格が発注者でさえ正確にわからないから、官民の癒着や談合が起きない、という発想なのでしょう。

 しかしながらこの入札システムは、発注者として果たすべき責任(例えば業者の技術力の評価など)は、従来の入札法以上に、どこかに投げ出してしまっている感じを受けます。

 

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posted by いさた at 20:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 土木関連(入札契約) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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