日本鯨類研究所が、調査捕鯨で獲った鯨肉を、捕鯨船の乗組員が無断で持出して横流ししている、 という疑惑があるようです。乗組員には、 数キロ程度の赤身とウネス(ベーコンの原料となる部分)を土産として配ることは認められているが、 それを越える量を持出している、ということらしいです。
この件は、グリーンピース・ジャパンが証拠品として、 乗組員が送った宅配便の荷物のうちの一つを押えて告発したそうですが、証拠品は、宅配便の営業所から勝手に持出して 「押えた」とのこと。
決まり事があって、捕鯨船の乗組員がそれを逸脱した行為を働いているのであれば、それは罪に問われて当然ですが(これはまだ「疑惑」段階のようです)、 告発するためとは言え、グリーンピース・ジャパンが証拠品を押えるためにとった行動は、 不法侵入や窃盗なのではないでしょうか?
グリーンピース・ジャパンは正当だと主張しているそうですが、権力を行使する当局にあたる組織であるわけでもなく、 果してNGOの行為として正当と言えるのか、私は疑問に思います。例えば、荷物を奪うのではなく、 ずっと追跡して最終的にどこに渡るのか記録する、という方法はとれなかったものでしょうかね。
また、この告発を(全体的な)捕鯨禁止につなげたいのかもしれませんが、ちょっと王道・ 本筋からは外れたアプローチであるようにも思います。
私はグリーンピースに対して良いイメージは抱いていませんが、このような、さも注目を集めよう、 といった趣きの過激な活動を見ると、またイメージダウンしてしまうわけです。
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